こんにちは、アパレルコンシェルです。
みなさん在宅ワークをされている方が多いと思いますが如何でしょうか。
コロナが終息後も在宅ワークはある程度、継続されているとも言われえますね。
こんな時には「アフター・コロナ」を考えてみませんか?
このキーワードは世界レベルで話題になってますね。
とりわけ商習慣やIT化の遅れを指摘される日本の・・・更にグローバル化の対応に弱いアパレル産業の未来は・・!など不安を持たれている業界人は大勢いらっしゃると思います・・・(私もその1人ですが!)
常日頃、デジタルとアナログ、グローバルとグローカルなど2極化は、どちらも大事、大量生産できない付加価値も重要!などいきがっておりますが、今回の世界的な人的、経済的被災の影響は、そう簡単で無いようです。
何故なら世界のヒトビトも企業も政府もみな収束(終息)後を真剣に考えはじめたからです。ポイントは、また同じようなウィルスの発生の可能性を想定しリモートでも社会経済活動を行えるプラットフォームの必要性を感じたからでは無いでしょうか。
アパレル業界はどうなるのだろう?
特にアパレル産業を考えると水平型のサプライヤーチェーン(SCM)で成り立っている企業が多い訳ですが、まずは川上の生産国問題です。商社、ODM、直貿をご担当の生産職の方にとって今もご苦労されていると思いますが、殆どを中国メインにアセアンなど海外生産に依存しすぎた為、マスク調達問題も含め国内生産の見直し、または海外生産の分散化なども検討の予知が必要かもしれませんね。
逆に川下の販売チャネルはどうでしょう。店舗の数で売上拡大の政策をとっていたSPA施策からEC、オムニチャネル化へ確実にシフトチェンジしているもののまだまだ店舗ありきのアパレルが多いようです。しかし既に「WEB接客」のツール開発が世界的に進んでいるようですので今後の販売の方は店舗とWEB対応の重要な役割を担うと考えられます。
最後に川中(本部機能;MD,企画)はどうなるのでしょう。
情報では「製品開発のリモート体制」、「デジタルSPAプラットフォーム」の構築など今までの川上、川中、川下などに多くの業種が多構造化し伝言ゲームをしているアパレル産業構造を瞬時に一気通貫(共有)するツールの開発が急がれているようです。
なかなかテレワークできないデザイナーも3DトワルチェックをZOOMで見ながら、補正技術で精度が上がったシステムを使いモンゴルの染色工場でUPしたビーカーを判断できる日も近いのでは!
みなさんはどう思いますか?こんな時は、楽しく前向きに未来を妄想するのも如何でしょうか!
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